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記事:鎌倉のお庭ガイド

「現世」と「極楽」を撮り比べ? 古都・鎌倉、枯山水の庭に挑む

“豊造”のデジカメジャーニー 「写真の庭」

 平安時代の末期ころには、貴族社会の中に阿弥陀如来の極楽浄土を理想郷とする仏教思想が生まれてきました。庭園作りにもその思想が取り込まれ始めたんですね。今回の浄妙寺さんも、建立は文治4年(1188年)ですから、鎌倉に幕府が置かれる直前。乱世の中で建立されたわけです。

 この庭には、その平安時代末期に芽吹いた極楽浄土の思想がストレートに反映さていると推測できます。ここの茶室・喜泉庵の庭は、縁側に出ると正面に枯山水、左右に露地という茶室に付随する庭が設けられています。このように何気なく一望すると、単なる普通の浄土式庭園に見えます。ところがこれは本来の狙いではありません。

 実は茶室の中から庭を眺めることで、障子や枠の直線が“額縁”のような役割を果たしています。正面には枯山水の庭が、右側の障子の枠からは右にある露地が、左側の窓の枠からは左側の露地が茶室の中からそれぞれ独立した絵画のように見える構造で造られているのです。

[沖]そう、窓枠などを絵画の額縁として捉えて、庭や風景を切り取るというのは、住いづくりにも活かせる手法です。単にインテリアの都合で窓の位置や大きさ・高さを決めるのではなく、窓から見える外を意識して検討することも大切です。

 また、枯山水はおそらく三途の河をイメージしたものと考えられ、その途中途中にある飛び石を伝って、誰もが極楽浄土に行けることをメッセージとしているものと予想されます。正面奥に置かれた三つの大きな石は、お釈迦様を中心とした三尊仏なのではないかと思われます。その奥には、2本寄り添うように天を突くかのごとくほぼ垂直に伸びるさわらの木があります。そこには、この先に天国があるということと、人は支えあって生きるというメッセージがこめられていたのかもしれません。

LinkIcon元記事:日経トレンディネット

 もう随分と浄妙寺には行っていませんが、今は『水琴窟(すいきんくつ)』もあるんですねぇ。昔からあったのかもしれませんが、知りませんでした。写真にすると随分と印象が変わるものですが、このショットなんて、ちょと京都のお寺みたい。。。鎌倉のお寺も頑張っているのかな?こういうの見ちゃうと、我が覚園寺はまだまだって思っちゃいますね。でも、あの素朴さが好きだったりするのですが(^_^)

patagonia

記事:パタゴニア、レジ袋をデポジット制に

レジ袋もデザインされています。

「レジ袋利用の抑制と返却促進、マイバック持参を促すことを目的としている。」
 買い物の際にマイバックを持参していない場合、持ち帰り袋のデポジットとして100円を支払う。袋を利用した後、不要となり直営店に返却する際にデポジットの100円を返金する仕組み。この持ち帰り袋には、同社製品の流通段階で梱包材として使用されている低密度ポリエチレン素材のプラスチック袋をリサイクルした材料など、100%再生原料を使用。さらに返却された袋もリサイクルされる。

[沖]しかし、パタゴニアの商品を購入する人が、このデザインされたレジ袋を返却するとは考えがたい。むしろ、パタゴニアで買い物をした証として、再利用する人の方が多いのではないだろうか?スーパーなどと違い、毎日のように利用する訳でもないし…

LinkIcon元記事:湘南経済新聞
LinkIconパタゴニア

 常に環境保護への様々なアプローチをしているパタゴニアが、鎌倉に日本支社を置いているのは有名な話ですが、鎌倉が選ばれた事は鎌倉市にとって大変誇らしいことであるのと同時に、その選ばれた理由を再認識する意味があると思っています。その理由には、これから先、鎌倉が鎌倉らしくあり続け、他都市との差別化をしていくヒントが隠されていると思うからです。

patagonia

イベント:長谷寺 紅葉ライトアップ

2008年11月22日~12月7日 17:00~18:00

 長谷寺の紅葉が美しくライトアップされます。四季折々の花木に彩られ、「鎌倉の極楽西方浄土」にたとえられる境内は、紅葉も見事。幻想的な雰囲気に包まれます。また鎌倉芸術祭参加作品として渡邊五大氏によるインスタレーション展も同時開催されます。

料金: 入山料金/大人300円、子供(小学生以下)100円 ※ライトアップ時間(17:00~18:00)は無料
問い合わせ先: 長谷寺(長谷観音) 0467-22-6300

長谷寺(長谷観音)  http://www.hasedera.jp/
神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
開門時間:3月~9月/8:00~17:00、10月~2月/8:00~16:30
アクセス: 江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分、またはJR横須賀線「鎌倉駅」からバス約10分

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かまくら GreenNet

ピクチャ 2.png鎌倉市のホームページ。とりあえず住民の情報収集はココ。

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湘南経済新聞

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広域湘南圏のビジネス&カルチャーニュース。ローカルで有益なニュースがタイムリーに掲載されています。

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